なぜ英語は発音を学ぶべきか

基本的に言語は「音」です。

音が違えば通じないのはあたりまえです。日本語で「はな(花)」と言うべきところを「はま」と発音したら「浜」なのかと思ってしまうでしょう。文脈から想像できるとは言え、音の間違いが文章に何箇所もあったら聞き取りにくくて仕方がありません。

英語も同じです。英語を学ぼうと思ったら、(少なくとも話せるようになりたいと思ったら)きちんとした発音を学ぶべきです。なぜなら、それが正しい・普通の英語だからです。

私が中学のころは、英語の先生も英語が話せたわけではありませんし、発音もそれはひどいものでした 笑

先生達にとってラッキーだったのはどんな発音が正しいのかも私達にはわからなかったということでしょう。

帰国子女のコがたまに良い発音を披露すると、「カッコつけてる」とか言われたものでした。

願わくば今の中学・高校の英語教育は変わっていてほしいと思いますが、聞くところによるとそんなに昔と変わっていないみたいですね。。。

で、どうして英語を学ぶのに発音が必須なのかといいますと、ひとつめは先述の通り「それが本当の英語だから」、二つ目は 発音を先に学んだほうがあとの知識の吸収がラク、という点があります。「発音がいいとカッコイイ」というのもありますが、メインではありません。

日本人は、本格的に英語を学ぼうと思っても、大抵リスニングでつまづきます。ネイティブのナチュラルスピードにはとてもついていけない人がほとんどです。

これは英語の母音が16あるのに対して日本語は5つしかなく、「あ・い・う・え・お」以外のものはわからないので無意識にスルーして聞いているためです。日本人は英語を聞いた時に、かってに頭の中で英語をカタカナに直して聞いています。その際に、カタカナにしきれない英語独特の微妙な音は無視されてしまうのです。

英語の母音に慣れるには、何度もその発音を自分がマネしてみて、しっくりくるまで練習する必要があります。最初はイだかエだかわからない音を発音するのはかなり気持ちが悪いです、胸のあたりがモヤモヤします^^; しかしそこをがまんして練習していくと、ちゃんとした英語の音に同調して慣れていきます。
そうするとリスニングも良くなっていきます。

子音は英語を話すときに特に重要です。英語は子音が中心になっており、(母音はイギリス英語やオーストラリア英語などによって訛りますが、子音はどこでも同じ発音です)子音をきれいに発音することができれば、ネイティブにとって聞きやすい英語になります。

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