スピーキングの練習方法

あけましておめでとうございます。
去年は大変な年でしたが生徒のみなさんとなんとか乗り切ってこれました。今年も油断できない状況ですが、早く安心して対面レッスンができるようになってほしいですね。

さて、最近はレッスンの中でスピーキングのトレーニングとして英訳を行っています。題材は日常的な行動記録や、映画の内容を説明してもらったり、ちょっとレベルの高い生徒さんはニュースの英訳など。英訳はとても良いスピーキング練習になるのですがなかなか一人でやるのは難しいと思います。なぜなら、学校でやったような「時間をかけて紙に書く」のでは練習にならないからです。できれば誰かと対面で、何も見ずに自分の中のボキャブラリーだけを使って英訳するのが望ましいです。スピーキングは、一瞬にして文章をフォームする能力を鍛える必要があります。試験のように何分かかっても良いから正解を書く、のではダメなのです。そして適切な表現を促すガイドが必要です。日本語から英語にするには、それぞれの単語を英訳するのではなく、日本語で大きく意味を捉えてそれを改めて新しい英語の文章に直す作業が必要です。その頭の切り替えを練習するためには、英語が話せる日本人、もしくは英語も日本語も同じように話せる外国人と練習するのが良いと思います。

ネイティブとのオンライン英会話レッスンなどを受講している方も多いと思いますが、ぜひ英訳を取り入れて見て下さい。フリートークですと自分がいつも使う表現ばかりになってしまいますが、お題がある英訳では、常に これは英語でどう表現するんだろう?と考えることになります。とても表現できる幅が拡がりますよ。

今年もコツコツがんばっていきましょう!

AEO田内

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