スペルと発音は無関係

これまで何度も書いているように、私は音から英語を学んできました。
なので、どう発音するかはわかっていても、スペルがかなりあやふやです(苦笑)
ネイティブの人の中にもいますよね、話せるけど、書けないとか、
かなりスペルミスする人とか。。。
これは、英語がスペルと発音で統一したルールがないことからです。
もちろん、70%くらいは ある程度のルールに則っていると思いますが、
例外がありすぎて 結局 単語ごとに覚えたほうが早い、ということになってしまいます。
軍隊などでの「大佐」という意味の敬称で「カーネル(もしくはカーヌル、カタカナで
表すのは難しいですがこんな感じ)という単語がありますが、
この間始めてスペルを見ました (^^;
てっきり kernel だとおもっていたら、colonelでした!
なんで colonel でこんな発音になるのか。。。
ちなみに発音はkernelと同じです。
スペルにRの音が入っていないのにRの発音なんですね。
きちんとスペルできることはもちろん大事ですが、聞けて話せるためには
まず正しい発音で覚える、言えることが重要です。
最近、リスニングのレッスンで “Senator”という単語が出てきたのですが
実際の発音は「セヌダー」に近いんですね。
生徒さんは 意味は知らなかったようですが、(議員という意味です)
「海外ドラマの「24」とかでよく言っていますけど、聞いたことありませんか?」
と言ったら、「あ、そうですね!意味はわからなかったけど、よく言ってますね」
ネイティブの会話を聞く => 発音”セヌダー”= 意味”議員” = スペル”Seneter”
この順番で覚えることが重要です。
音声を聞かず、スクリプトから覚えることだけをやっていると、
英語の文章を読む -> スペル”Seneter” -> 発音”セネター” (この時点でネイティブの英語とは
違っているので、聞き取れなくなる)
となってしまいます。
スペルと発音は別と思って、最初から正しい発音で覚えることが、
リスニング、スピーキングの近道だと思います。
(個人的には小学校で習う、「ローマ字読み」を廃止してしまえば
いいんではないかと思いますが、どうでしょうね 笑)

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