練習がモノを言う

私が社交ダンスを始めたのは、前の記事で書きました。
ダンスでは私が生徒なわけですが、ダンスと英語(の発音)の習得には
とても共通点があることに気が付きました。
それは、どちらも「知識を教える」のではなく「体験を教える」ものであり、
口でいくら説明しても、最後にそれを習得するのは自分が体験する以外にない
ということです。
例えば英語の文法や数学の公式、社会の歴史など単に知識として
伝えればいいものは、誰にでも同じように伝えることができます。
(忘れやすい人はいますけどね ^^;)
しかし、英語の発音やダンスという、知識でなく 音や体の動き は
教えたからといって伝わるものではありません。
できるものなら、私が生徒さんの体を乗っ取って、「こうだよ」と舌や発声を
コントロールできればいいのにと思いますが、そうはいきません 笑
私もダンスでは生徒ですから、習っている最中は、先生が言っていることの意味が理解できない
ことが多々あります。
(一応、ちゃんと聞いていますけど、心の中では「ハァ???」になってることが多いです 笑)
でも、先生はそれが重要だから伝えているのですね。
そして、その時わからなくても、家で練習しているときに
「あ、もしかしてこういうことを言っていたのかも」と思い出すことがあります。
英語の発音も一緒で、その時にはわからなくとも、練習しているうちに
「あ、この感じのことを言っていたに違いない!」と思えることがあると思います。
始めたばかりの生徒さんで、「家で練習すると、変なクセがつくようで心配だから
一人では練習したくない」という生徒さんがいらっしゃいます。
でも、一人で練習していても、正しく発音できたときは、「これだ!!」という確信が持てるものです。
そこへ至るまでは、紆余曲折しないとたどり着けません。
ですから、間違いを経験するということも、大事な練習なのですね。
そして、何よりも自分が練習しないと掴めないものだ、ということです。
間違いを恐れず、どんどん練習して、どんどん修正することが、
発音上達の一番の近道ですね!

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