最近、昔(高校生の頃)聞いていた音楽などをまた聞くようになりまして、
ビックリしたのは「こういう意味だったのか!!!」と今になって分かったことでした。。。
学生の頃は、英単語は辞書通りの意味しかしらなかったので、
歌詞を見ても「????」なことが多かったのですが、
(まあ、意味はどうでもよく、聞こえたままをテキトーに歌っておりました 笑)
リスニングが普通にできるようになった今、もう一度同じ歌を聞いてみると
歌詞がよくわかるんですね。しかも、当時は意味不明だったところの意味が
ちゃんと分かる!!
これは、学校英語でなく、リアルな英語を学んできたメリットだと思います。
例えば、Deep Purpleというバンドの「Highway star」という曲があるのですが、
(王様というバンドが和訳で歌って有名になった時期がありました)
Nobody Gonna Take My Car, I’m Gonna Race It To The Ground…
と始まるわけで、車の歌だと思っていたのですが、途中で
I Love Her And I Need Her
とか、
She’s A Killing Machine, She’s Got Everything
とか出てくるわけで、車の歌なのか、彼女の歌なのかよくわからない、
ヘンな歌だなあ、と思っていたのです。
しかも、「彼女は殺人兵器、彼女はすべてを持った」って
どーいう意味???
でも、今ならわかります(笑)。。。
「She」って車のことだったんですよね。。。
Killing Machine,というのは、超クールな車だぜ、っていう意味なのです。
オレの車はすべてを持った、すごい車なんだぜ、という意味なのですね。
ちなみに、車の他に、船についても「She」と呼ぶときがあります。
いや~、見当違いにもほどがありますね(笑)
しかも、She’s got は She has got の省略で、「持った、得た」という
過去形の意味ではなく、「持っている」という現在形の意味です。
ここも勘違いしていましたね~。
もうひとつ、Van HalenのYou Really Got Me という曲があるのですが、
当時このgot meの意味がさっぱりわからなくて悩んでいました。
getは得る、という意味だと思っていましたから、「私を得た」ってどういう意味?
got me something、私に何かをくれた、の間違いではないかと思っていました。
これは、「ヤラレタ~」という意味なのですね。
例えばジョークにすっかり騙されたときに、「You got me!」ですね。
つまり、「君にすっかりやられてしまったよ」という意味です。
また、I get you と言ったとき、別の意味で「人を理解する」
という意味にもなります。状況次第ですね。
英語って、簡単な単語ほど、いろいろな意味になります。
それらは状況によって異なります。
ですから、ドラマや映画を見ることは、状況によってどのような意味で使っているのか
よくわかるようになり、ネイティブのリアルな英語を理解するのに役立ちます。
そのためには、まずリスニング!
リスニング力を上げて、たくさんの会話を聞くことから、英語力は上がっていきますよ!