先日、3年ほど通われた生徒さんが卒業されました^^
その方は、英語力そのものは高く、通訳学校へ通って文法をメインに学ばれていたのですが、言葉が出てこないということでご入会されました。
入会当初は英語を「勉強するもの」であると捉えていて、「英語で話す」ということに極度に緊張されていました。ですので、会話する時に文章を最後まで作ってから話し始めようとするので、時間がかかっていました。今では勉強でなく「その場で会話する」ことに慣れ、学校で習う形式的なフレーズだけでなく、リアルな英語の世界に足を踏み入れられたことは、私にとっても大変嬉しいことでした。もちろんこれはレッスン以外にもご本人が努力された結果です。
3年たった今、その方は会話的言い回しもたくさん覚えて、英語で雑談を問題なくできるようになりました。
発音も、おそらく誰が聞いても、海外に住んでいたことがあるか、海外育ちと間違われるレベルにまでなりました。
これは、私がこの仕事を始めようと思った当初の目標、目的です。
ほとんどの人が、英語は勉強するものだと思っていて、会話的表現を知りません。それはとても勿体無いし、海外に住まなくても英語ができるようになる方法はあるのにな、その方法を教えたい、と思ったのが、この仕事を始めようと思ったきっかけです。
その方からとても嬉しいお手紙を頂きましたので、ご了承を得てアップさせて頂きます。
Nさん、卒業おめでとうございます！これからもさらにレベルアップを目指してがんばって下さいね！
—お手紙全文—
田内先生
田内先生、これまで本当にお世話になりました。先生にお会いすることができて本当に良かったです。毎日いろいろなリクエストに応えて頂き、また口や舌の動きも丁寧に見せて頂き、毎回目からウロコが落ちるようでした。発音学校と言うと、自分の喋り方をひたすら矯正する訓練だと思っていたのですが、田内先生のレッスンは良い意味でそんな予想を裏切られました。
矯正どころか英語は自由な言葉なのだと気づかせて気づかせてもらいましたし、”英語＝勉強”と言う感覚を少しずつ手放すことができました。また私の周りには英語を話せる女性があまりいなかったので、先生は私にとってリアルな理想の女性で目指したいと思えるモデルでした。
自分の話す英語が”本物”に近くなると、英語の音が自然と身近に感じられるようになるのですね。呪文のように聞こえていた音がこんなに馴染み深いものになるなんて、とても不思議な気持ちでいます。こういう日が来るとは思っていませんでした。
英語の世界はまだまだ奥深いでしょうし、習得しないといけないことも沢山あると思いますが日本人として堂々と自分の気持ちを伝え続ける努力をしていこうと思います。
田内先生どうかお元気でいて下さい。私も今後英語を使ってチャレンジしていきます。少しでも前進することがあったら心の中で「田内先生やったよ～！」と叫びます。これからも私の目標でいて下さい。いつかまたお世話になることがあるかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。
全60回のレッスン、本当にありがとうございました ！
2016年7月吉日
N
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