TOEICスコアアップレッスンを開始

こんにちは!

最近(というか以前から)TOEICのスコアアップが目的、という方が増えてきました。
もちろんご本人としては、スコアが上がってリスニングとスピーキングができるようになれば
一番良いわけですが、今まではどちらかというとスコアアップ目的というよりもスピーキングに力を入れてきました。

実践力をつけることが一番重要とは言っても、会社からTOEIC○○○点必須、と言われれば
まずはそちらを、となるわけです。

なので、実践力(会話力)は少し置いてもTOEICスコアを上げたい方のために
そちらに特化したレッスンも始めようと思います^^

ちょっとここで話が横道に逸れますが・・・。

そんなわけで市販のTOEIC試験本をパラパラと見ていたのですが、
この手のテキストを見るといつも感じる違和感・・・。
今までは何が原因かわかりませんでしたが、今日わかりました。

ネイティブはこんな回りくどい言い方をしません(笑)

TOEIC模擬試験テキストのビジネスレターの文章をいくつか読んでいたのですが、
言いたいことが簡潔でなく、結論が最後に来ていることがほとんどです。

ネイティブにメールする時は、基本的に最初の2行で、結論(どうしてほしいか)
を伝えられなければ読んでもらえないと思って良いです。
その後に説明を加えるのは良し。説明も、必要のない描写はあえて書かないほうが
良いです。

「これこれこういうことがあって、納期が間に合わなそうです。
何とか間に合わせようと努力しましたが、残念ながら難しい状況ですので、
納期をずらして頂けませんでしょうか」

これは日本式の、説明から入る言い方です。
これをそのままの順で英語にすると、読んでいる方は、途中で
「何が言いたいの?」と首をかしげてしまいます。

欧米式では、先に結論から入るようにします。

「大変申し訳ございませんが、少し納期をずらして頂くことは可能でしょうか。
実はこのようなことがございまして努力はしましたが間に合わせることは難しそうです。」

このように先に言いたいことを言ってしまってからその理由をつけるほうが、
彼ら的に思考の流れに合っています。

お仕事で英語を使われる方は、メールの出だし2行で、言いたいことが言えているかどうかを
チェックするだけでも、より内容が伝わりやすくなりますよ!

試験問題に対する文句をここで言ってもしかたがないので(笑)
試験は試験と割りきってしっかりスコアアップを狙いましょう!

AEO 田内