今日のレッスンで、生徒さんが「I broke my uncle’s leg.」と言ったのでとてもビックリして、それってどういう状況でそうなったの!?スキー板か何かでおじさんの足が折れるほど強く打ったのかな!?とか思って話を聞いていたところ、しばらく経ってから彼女が言いたかったのはuncle(おじさん)ではなくてankle(足首)だったということに気が付きました(笑)
途中で気がついて2人で大笑い(笑)母音も大切ですね~。しばらくは「?????」みたいな顔して話を聞いてました(笑)
uncleのuはターンドVという母音で、口をあまり開けずに短くアと発音します。日本語のアよりは暗い音ですね。対してankleのaはアッシュという発音でアとエの中間くらいの音です。口も横に開きます。しかも音が伸びますのでエーンクルのような感じですね。今日の生徒さんは普通のカタカナのようにアンクルと言ってしまったので私の中ではuncleとなり、おじさんの足を折った、になってしまいました(笑)
また、フレーズ的にも「I broke my ankle.」ならばankleの発音が違うと気がついたかもしれません。uncle’s legと仰っていたので完全におじさんの足と取ってしまいました。
英語の母音にはアに似た音が4つもあります。ターンドV、アッシュ、小文字a、シュワ です。それぞれ luck, lack, lock, vanilla,などです。きちんと言いわけられますか?英語は子音がメインの言語ですが、母音を間違えて発音すると通じなくはないですが違う単語に勘違いされることがあります。(子音が発音できない場合はそもそもなんと言っているのかわからなくなります)
私は日本人が英語の発音を学ぶ上で最も障害となるのは母音だと思っています。それは我々日本人が長い間カタカナを使ってきたため、すでに間違えて覚えてしまった母音を矯正するのが難しいのです。しかし根気よく練習すれば誰でも正しい母音で発音できるようになります。興味のある方はぜひ私のトレーニングDVDの母音編をみてみてくださいね!すべての母音について詳しく解説しており、日本語との違いも説明しています。特に英語をすでに使っている方にはぜひ見て頂きたいDVDです^^