大手英会話学校の買収

NOVAとジオスを買収した会社が、また英会話事業を売却したようです。
http://www.asahi.com/business/update/1004/NGY201010040010.html
しかし、買ったのは 買収した会社の元会長ということで、
実質的には 所有者は変わっていないということのようですが。
ジオスは230校あったのが167校に激減、それでも経営難をまだ
脱していないようで 英会話学校はとても大変な時期ですね。
どうしてこんな風になってしまったのか、よく考えます。
日本人はずっと英語を話せるようになりたいと思ってきました。
学校で一生懸命勉強して、できるだけ単語を覚えて、できるだけ
フレーズを覚えれば話せるようになると思いました。
でもそれは違いました。
ネイティブと話す機会をたくさん持てば 話せるようになると思いました。
なので英会話学校に通う人が増えました。
でも それも違いました。
結局、英語が話せるようになるには、週に1,2回 フレーズを覚えに行くような
付け焼刃ではダメなのです。
旅行に行く程度なら良いと思います。
(それでもリスニングは難しいと思いますが)
英語本来の音を理解し、英語本来の音から学ぶようにならなければ、
到底「英語を話す」のに必要な言い回しなど覚えられません。
一旦「英語の耳」ができれば、電車の中でも 開いた時間のカフェの中でも、
どこでも「ナマの英語」のレッスンが自分ひとりで可能になります。
こんなに安くて 効率が良くて すぐに実践に使える学習法があるのに、
ほとんどの日本人は 英語学習の方向が間違っているためにいつまでたっても
話せるようになりません。
はぁ、もったいない。。。
おそらく、日本人が英語を学ぶ上で、一番最初にやらなければならないのは
「間違った英語を捨て、正しい英語を入れなおすこと」だと思います。
そうすれば、英会話学校になんて行かなくても、自分で会話が学べるのです。
しかも活きた英語から。。。
私の役割は、間違っている方向性を、新たな正しい方向へもって行き、
生徒さんが自分で英語を学べるように手助けすることだと思っています。

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