いつも言っていることですが、英語は子音が強いですね。
逆に、日本語は母音が強い言語です。
だから「あいうえお」の母音をしっかり発音しないと、意味がわからないのです。
銀座に、いつも行っているインドカレー屋さんがあるのですが、
(ちなみにレッスン前は食べませんので 笑 もっぱらレッスンが終わってから行きます)
最近顔なじみになってしまって、店員のインド人の人にチャイをごちそうしてもらったり
しています。
そのインド人の店員さんは日本語が堪能なので普通に日本語で話せるのですが、
この間、「このカレー、何が入ってるのですか?」と聞いたら親切にいろいろ
教えてくれました。でもですね・・・、母音がはっきり聞こえないので、何と言っているか
50%くらいしかわかりません。
最初のうちは「えっ?」と聞き返していましたが、だんだん聞き返すのも
悪いなと思うようになり、会話の後のほうでは「あははは^^;」と作り笑いで
ごまかすことになってしまいました。
特に「kshnがハイッテイルヨ」と言われた時は、「クシナ?カシナ?」としばらく悩んで・・・
「カシューナッツか!!!」と分かったときは、やたら難解なナゾを解いたような気がしました 笑
しかも、kのところにアクセントがあったので、日本語のカシューナッツとはだいぶかけ離れて聞こえます。
k-sh-n の子音しか聞こえないと、全然意味不明ですね。
カシューのウーとか、ナッツのアとかツのウとか、ちゃんと言ってもらわないと
やっぱり全然わからないもんだなあ、と思いました。
英語も同じですね。
子音が聞こえないと(母音ももちろん大事ではありますが)そもそも意味不明になってしまいます。
しかし、普通の日本人に「子音を強く」というと、子音と一緒に母音も強くなることが一般的です。
これを、うまく子音を目立たせて母音をソフトにすると、とっても英語らしくなります^^