私がドラムをやっていることはちょっと前の記事で書いたのですが。。。
私も何か始めるとすぐのめり込むほうで^^; いろいろとトレーニング本なんかを買ってきたりして
練習していました。左手がなかなか思うように動かないので、左手ばかり練習してみたり。
ある日、ドラムの先生に「左が動かないので、その練習をたくさんやっています」
と言ったら、
「うーん、それも大事なんだけどね、それが曲の中で使われるかっていうと
あまりそういう左手ばかりのフレーズっていうのは使わないんだよね~。
それよりも、左はちょっとくらい下手でもいいから、曲として練習するほうが
実践的だよ。」と言われました。
あーそうかー。。。。
これって英語でも同じだよな~。。。
Rができない、Lができないだのって、その音だけ必死に練習していても
あまり意味がありません。いつも文章で練習することがとても大事です。
できれば、日常的な、いつも使うフレーズで練習することが望ましいです。
RとLをきちんと言い分けることはもちろん重要なことですが、
まずは文章をなめらかに読めること、その中で、発音のクオリティを上げていくべきです。
昔、あるネイティブの友人に聞いた話なのですが、
そのネイティブが英語を教えていた日本人の生徒なのですが、
なんと英語の辞書の読み上げ機能を使って、単語を全部その通りに覚えて(!!)
それをつなぎ合わせて話す人がいたそうです。
単語単語は正しいかもしれないけれど、文章になっていないので何を言っているか
全くわからなかった、ロボットが話しているようだったと言っていました。
要するに、「音素」つまり 部分だけにこだわりすぎるのも良くないということです。
レッスンの時、スピードを上げていく時は、「多少間違ってもいいから」と言っています。
そうでないと、「切れた英語」になっちゃうんですよね。
音素を正しく発音することはもちろん大切だけど、「木をみて森を見ず」
にならないように注意しましょうね^^