母音の響き

ここのところ、英語の「母音」についてずっと調べていました。
ネイティブの友人に協力してもらって、録音を繰り返し聞いていました。
英語で子音が重要であることは何度も書いていると思います。
その次は母音で、子音を鋭く発音することに対して母音はソフトに
リラックスして発音すること、ここまでは良いのですが、
「響き」に関して、どうにも納得いかないものがありました。
それは「ネイティブらしさ」のようなものですが、一体日本人とアメリカ人で
どこが違うのか、と何年も考えてきました。
そして、たまたま今日、ネイティブの録音を聞いていたとき、
母音に、日本人にはない「ざらざら感」があることに気がつきました。
自分でもマネしてみると・・・ なんと、つまり声帯をほとんど使っていない
ということだったのです!
これはちょっとビックリな発見でした。
しかも、話していてとてもラクです。喉に負担がかからないからですね。
みぞおちの下から声が上がってきて、喉をするっと通り抜けて口にそのまま
出て来る感覚です。
私はもともと話す時に声が高くなる傾向がありますが、それも全然
関係なく、ネイティブの「響き」が再現される感じがします。
今までも、「日本語のように喉で声を出さないこと」というのはレッスンでも
伝えてきましたが、レベルがもうひとつ上な感じです。
っていうか、これで歌うたってみたら、すごくイイ!
ちゃんとネイティブに確認して、間違ってないようならば
早速レッスンにも取り入れようと思います。

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