知らないものは認識できない

最近、脳についての本を読みました。

それによると、「知らないものは認識できない」そうです。
言い換えると、「慣れ親しんだものしか目に入らない」ということです。

言われてみれば、その通りかも。。。

見ているんだけど見ていない、聞いているんだけど聞こえていない、
ということですね。

車の好きな人は、「今日フェラーリを3回も見た」と言うかもしれない
ですが、同じ景色を見ている人でも車に興味がない人は「そうだっけ?」
となるわけです。

これって英語の発音でも同じなのではないかと思いました。

たとえば、英語の「ア」(無理に言葉で表すと)には3つの「ア」音
があること、seat と sheet は全く発音が違うこと、「あいまいな
弱い母音」が存在すること。。。

これらの知識がないために、すべてを日本語に置き換えて覚えています。

その結果、覚えた英語は本当の英語から程遠いものとなってしまい、
リスニングもできなければスピーキングもできない、という典型的
な日本人になってしまうわけです。

これを打破するためには、やはり「知る」ことが最初だと思います。

そもそも日本語と英語はまるっきり違うものなのです。

音も違いますが、発声方法が違います。

発音を学ぶ→本当の英語の音に慣れる→リスニングができるようになる
→聞いたフレーズをそのまま口で繰り返す→自然に英語が話せるようになる

というのが私の考えで、実際私はこの通りに歩んできました。

私は、英語が話せない、という人にこそ発音を学んでもらいたい
と思っています。

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