英会話学校の使い方

英語が話せるようになりたいと思ったら、まずは浮かんでくるのがネイティブ講師の英会話学校だと思います。

英会話学校に行くのはよいと思いますが、英会話学校に行ったから英語が話せるようになるというのは大きな間違いだと思います。

ちょっと辛口で言わせてもらえれば・・・

週一回、英語の勉強をしたからといって話せるようになるはずがありません。週1回1時間として、1年間でたったの48時間です!!

もし留学して海外に住んだとしたら、起きている十数時間は英語を聞いているし、そのうちの数時間は英語で話しているはずです。

「英会話学校に行ったから」話せるようになるのではなくて、あくまでも基本は自分で勉強(勉強という表現は使いたくないですが)/練習するから話せるようになるのですね。

多くの人が英会話学校で英語を習っていますが、単なる知識のインプットであれば自分で勉強できると思います。そこにお金を払っていたら何百万あっても足りないような。。。

でも、ネイティブと話す機会を作るのはとても大事です。
できるだけ効果的に使いたいですよね。

私が考える効果的な英会話学校の使い方としては、自分で得た知識を実践、試す場として使うことです。ですから、ネイティブと話すときは語彙や文法を教えてもらおうと期待しないことです。
(発音とリズムを学んでリスニングができるようになれば、そういった知識的なものは映画やテレビ、ラジオなどからいくらでも独学で勉強できるようになります)

フリートークが一番良いですが、英語初心者は “Yes”とか”Ah-huh”とか ただ講師の言っていることにうなずいたりするだけで自分から話すきっかけがつかめないことが多いので、初心者はまず音読をしっかりやって、少しでも英語が口から出てくるようになってからフリートークに行くべきですね。(そのためには発音が重要ですよ!)

ブロークンでも多少は話せる、という人は、積極的にフリートークしてみてください。このときとても大事なことは、単なるフリートークに終わらせないことです。フリートークでもお金を払っているレッスンなのですから、話の途中で 自分はこう言いたいが どう言うのが正しいのかと聞くべきです。あとは話を遮る勇気ですね(笑)

これをしないと、ただの漫然としたおしゃべりになってしまいます。

私がネイティブと話をする場合 ルールがありまして 純粋に友達と話すときは英語に関しての質問などは一切しません。(当然かもしれませんが)
日本に住んでいるネイティブ達は、いわゆる「フリーレッスン」を嫌がります。英語学びたさに友達になろうとすることですね。
結構ここを履き違えている人が多いらしく、ネイティブにしてみるとちょっと迷惑なんだそうです。

一方、きちんとレッスンとしてお金を払っている場合は、フリートークでもどんどん話を遮って質問します。(aとtheの話になるとそこから話が延々と続いたりします ^^;)

それからもうひとつネイティブ講師のレッスンのメリットは「文化」を学べるというところですね。これは本からでは学べませんから。。。

そんなわけで、英会話学校やネイティブ講師を効果的に使うためには、
ボキャブラリや文法などを教わるのではなく、フリートークの中で自分の言いたいことをどのように言うべきかを教えてもらう、そういう実践的な勉強の場にすると良いと思います。

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