The rain in Spain stays mainly in the plain.

最近、「マイ・フェア・レディ」を借りてきてみました。
これって英語の発音のお話なんですね~~~、知らなかった ^^;
主役のオードリー・ヘップバーンは下町の花売り娘なのですが、
ひどく訛った英語を話します。
それを聞いた言語学者が彼女の英語を美しく直し、レディに
仕立て上げるというお話です。
この「The rain in Spain stays mainly in the plain.」というのは、
オードリー・ヘップバーンの英語を直すため、何度も練習するフレーズ
なのですが、彼女の英語では「ザ ライン イン スパイン スタイズ マインリー イン ザ プライン」
のように ei が ai になってしまうんですね。
日本人でこんな風に訛ってしまう人はいないと思いますが、
実際 ei を ai でずっとやってきた人には難しいんだろうなと思います。
大抵訛っている場合は、本人は ei と言っているつもりですからね。
しかし、この映画では何度か「話す英語でお里が知れる」と言っていますが
私はこれは一理あると思います。
やっぱりきれいな英語を話す人はそれなりに頭が良さそうに見えるし、
きちんと話を聞いてもらえると思います。
「英語は発音でなく中身だ、伝えたいことが重要だ」ということを
いう人もいますが、中身があることは当然のことで、その上での
お話ですね。
なので、仕事で英語を使う人や、単に外国人の友達を作りたい人、
海外旅行で楽しく英語で話したい人など、正しい発音で英語が話せることは
相手の信頼を得る意味でも重要だと思います。
べつにカッコよく話せなくてもいいんですね、「正しい発音で」話せれば。
私はたまにアメリカ人の友人と話をしますが、彼は日本語は まったくダメで
(一度覚えようとしたが挫折したそうです ^^;) 彼が何かを日本語で言う度に
「え?何?」を繰り返さなければなりません。発音が日本語じゃないので
何を言ってるかわからないんですよね。。。
正直私にとっては大変苦痛です。。。
発音が正しくないことで起こる悲劇がもう一つあります。
それは 人の名前を正しく呼べないということですね。
彼はMarkという名前ですが、自分の名前を正しく呼んでもらったことは
まずないと言っていました。日本人の場合「マーク」になっちゃうのですね。
以前は 教えようと努力したけど あきらめたと言ってました。
それって悲しいですよね~~~。
学校で多少でも正しい発音を教えていれば これほどかけ離れた発音
にはならないと思うんですけどね。
というわけで、仕事で英語を使う人はもちろん、これから いろんな国
の人たちと交流したいと思っている人は、最低限の発音はできるように
したほうがよいと思います。
何と言っても、「それが普通」なんですしね^^

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