シャイな日本人?

昨日、「AERA English」という雑誌を買いました。
中国での英語の取り組みについて書いてありました。
記事の中に、「日本人はシャイなのでなかなか英語を話そうとしない。
だから英語がうまくならないのだ」と言ったようなことが書いて
ありましたが、私はそれは違うと思います。
「シャイだから話さない」のではなくて 単に
「何と言っていいのかわからない」
から黙っているだけだと思います。
何といえばいいのかわかってたら とりあえず口から何か出ますよね。
何も出てこないのは単純に何をどうしゃべったらよいかわからないからです。
(経験者は語る ^^;)
日本の英語教育は「書き言葉」を中心に来てしまったので
「話し言葉」を知らないんですよね。
そもそも一般人の会話を聞いたことがないのが問題だと思います。
私が「話し言葉」に集中して練習しようと決意し、海外ドラマを見始めたとき、
どうしてこんなに簡単な文の意味がわからないのかと思いました。
日常会話の言い回しを知らなかったんですよね。
海外ドラマで日常会話を聞いているうちに何となく自分の中に
英語の世界ができあがってきました。
その後、外資に転職することになり、アメリカ人と面接をしたときに
不思議とするする口から英語が出てきたので(かなり間違っていたと
思いますが 笑) 自分でも不思議に思ったのを覚えています。
そのとき、自分が今まで話せなかったのは、単に自分の中のデータベース
が小さすぎたからだ、自分の知っている単語と文法だけで話そうとしていたからだという
ことがわかりました。
英語を話せるようになりたかったら、大量に英語を聞く必要があります。
それにはまずネイティブスピードの英語が聞き取れなければなりません。
そのために、「正しく発音する」ことを通して頭の中の英語を
ネイティブ英語にしていくわけです。
しかも、発音を学ぶと 英語を話すことに違和感を感じなくなるので
話すこと自体も楽しくなってきますよ^^

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