この間本屋さんで、田村英里子さんの「ハリウッド・ドリーム」という
エッセイを見かけました。
パラパラと読んでみたのですが。。。
いやー、すごいです。田村英里子さんて2000年に渡米しているのですね。
そして今回のHEROESの役を取るまで8年・・・。
ほんとによくがんばったと思います。
本の中では、最初は全然英語が通じなくて本当に困ったとありました。
また、生活していくためにバイトをしなくてはならず、
ウエイトレスなどもしていたようです。
(そのバイトもかなりの競争率でここでも苦労したそうな。。。)
日本ではそこそこの売れっ子だったのに、それを全部捨てて
アメリカでやりたいという勇気がすばらしいですよね。
いくら日本で有名だといってもアメリカでは英語の話せない
「ただの人」ですからね。
ちなみに この役がとれるまでは USで役がついたことはなかったようです。
日本のTV番組などでのお仕事はあったでしょうけどね。。。
8年もよく耐えましたよね。
考えてみれば、ハリウッドには俳優志望の人が世界中から集まって
きているわけで、その中にはアジア系アメリカ人もいます。
顔は東洋人だけどアメリカ育ちで発音は完全にネイティブという
人もたくさんいるわけで、東洋人でエキゾチックな顔だから
という理由だけでは まったくもって競争していけないのですよね。
田村さんの英語は、多少アジア人的なところはありますが
アクセントや発音はだいぶネイティブのものに近くなっています。
残念ながら、どのようにトレーニングされたのかは本の中では
書いていませんでしたが、相当苦労されたことは確かのようです。
これからもがんばってほしいですね。