発音練習は単語でなく文章で

最近、体験レッスンにも 独学で発音練習をやってます、なんていう方が
わりと増えてきました。
「英語耳」の影響なんかもあるんでしょうね。
これはこれで良いことだと思います。
でも、独学で発音を学ぶ場合にハマりやすい、大きな落とし穴があるのです。
それは、「あまりにも発音に気を使いすぎて文章になっていない」ということです。
例えば get them などの場合、「ゲットゥ、ゼンム」などのように
100%テキスト通りといいますか・・・
発音は大事ですが、文章になっていないのでは意味がありません。
こどものように、単語だけで会話するわけではないのですから。。。
しかし、これも気持ちはよくわかります ^^;
私も昔は発音のテキストを読んで、すべてこのように発音するのだと思い込んでいました。
だから文章になると、ネイティブがその文章を読んでいるのを聞いても、テキスト通りに
読んでいないように聞こえる、しかしそれは自分のリスニング力が足りないからだと
思っていました。
まさか、ほんとに 「飛ばして読んでる」とは思いもしませんでした。。。
しかし発音をやるようになり、実際にネイティブが文章で話すときに 言わない音が
あること、音が変化して別の音になったり、別の音が入ったりすることを知って
いままでリスニングで悩んでいた私は何だったのか、と思いました。
話を元に戻しますが、英語は前後の単語によって、みな発音の仕方は違ってくるのです。
だからいつもテキスト通りに読むと返っておかしな感じになります。
テキストはあくまでも「基本はこう」というだけであって、実際は文章として読んだ場合の
発音を、文章まるごとで覚えなくてはなりません。
そのためにAEOの独自テキストはダイアログをすべて発音記号にしてあるわけですが・・・
独学でやる場合は、必ずCD付のテキストで、「文章」をリズムを崩さずに練習することです。
なれないうちは「タン・タタータ・タン」などのリズムを確認し、それから発音を
確認すると良いです。

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