「英語脳」ってよく聞きますけど、何なんでしょう?
(って私も使っていますが ^^;)
英語脳ってマーケティング的な言葉で、実際にはそんなものないと思う方も
いると思いますが、私は「英語の音をそのまま解釈できる脳」として
捉えていまして、実際にその能力は練習によって養われていくと思います。
「appointment」を見たときに、日本人であれば「アポイントメント」
とカタカナ(日本語)で読んでしまうのが普通です。
しかし英語のappointmentは「アポイントメント」という音ではないのです。
日本人がネイティブの「appointment」を聞いたときの反応はこんな感じです。
「appointment(英語)」→「ポイメン?ああ、アポイントメントか」→「appointmentのスペルを思い浮かべる」
他にも
「apple(英語)→「アポー?ああ、アップルか」→「appleのスペルを思い浮かべる」
こんな感じで、真ん中の1行程が余計なのです。
なので、聞いた音とスペルを、カタカナを介さずに直接結びつけると、理解が早まるというわけです。
これには、スペルを正しい発音で発音するという練習が必要になります。そうでないと
いつまでもカタカナが間に入ってしまい、本来の英語の音が聞こえないからです。
そんなわけで私は発音とリズムを重視する英語トレーニングのスクールを作った
わけですが、世の中英語を学びたい人はたくさんいるのに、発音を勉強したい
という人は少ないという現実につきあたりました。
少なくとも話せるようになりたいのであれば一番始めに学ぶべきことなのに、
またそれによって上達も早くなるのに もったいない限りです。。。
発音を学ぶのは、カッコイイからではなくて、英語を話す際の基礎体力のような
ものだからです。
できれば多くの人に、発音から学ぶ方法を知ってもらいたいですね。