ごあいさつ

私達は何年も学校で英語を習うのに、なぜ話すことができないのでしょうか。私も昔は "How are you? Fine, thank you, and you?" しか話せませんでした。英語のCDを聞いていても10分もすれば頭が痛くなってくるような状態でした。
それでもやはり英語を話せるようになりたいと、本気で取り組み出したのは32歳の時です。いろいろな方法を試しました。英字新聞を買ったり、CNNを見たり、何冊も学習書を買ったり...。しかし自分が本当にやりたいのは、「普通の会話を普通にしゃべること」でした。そこで、口語の文章で、それも感情のこもったダイアログで練習しなければならないと思ったのです。

初めは海外ドラマなどのDVDに合わせてシャドウイングしてみましたが、ネイティブの速さにはまったくついていけず、その後スクリプトを印刷して音読したりしましたがこれですとリズムがわかりません。誰か、ネイティブの話し方をそのままスローモーションのようにゆっくり話してくれないかなと思ったとき、発音記号ですべてのダイアログを表すことを思いつきました。この学習方法では make it upをそのまま発音記号で meik it ap と表すのではなく、mei ki dap とネイティブが話す時のリズムをそのまま表現することができます。最初に発音記号の読み方さえ覚えれば、どんどん自分で学習することができます。

10年前アメリカに旅行した時には相手が何を言っているかわからなかったし、適当にわかったフリをしていました。私もまだまだ学習途中ですが、今では意思疎通に困ることはありませんし、旅行は英語が話せなかった頃に比べて数倍楽しくなりました。ビジネスにおいてもアメリカ人、ヨーロッパ人の考え方の違いなどを知ることができ、「世界からみた日本」を意識するようになりました。何よりも、文化の違う人々といろいろなことについて話し合うのはとても興味深く、飽きることがありません。

写真:田内 佐智子いままで英語で挫折してきた方、とにかく話せるようになりたいと思っている方、私とアメリカンイングリッシュオンラインでがんばってみませんか?英語が話せると世界が広がります。私が少しでもみなさんのお役に立てれば、これほどうれしいことはありません。

2008年7月
代表取締役 田内 佐智子

プロフィール

1969年宮城県生まれ。大手IT企業にネットワークSEとして勤務していた際に英語の必要性を痛感し32歳で英語学習の再出発をする。当時は英語はまったくリスニングができず 話すこともできなかったが 発音を学ぶことでみるみるうちに英語が話せるように。

6年間に渡りアメリカ人言語学者のもとで発音を学び現在はネイティブとほぼ同等レベルの発音力を持つ。

発音+独自の学習方法のみで外資系IT企業への転職を果たし、そこで出会った様々な国の同僚と話すことで さらに英語に興味を持ち、2007年3月アメリカンイングリッシュオンラインを設立。何年も勉強しても英語が話せるようにならない日本人のために、本当に話せるようになるための「発音とリズム」を教える。

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